環境問題を考える

 前回、気づくための方法を述べるといいましたが、これ以上やると細かくなるし、際限なくなってくるので、いったんやめます。
 今回は、このブログのはじめで定義したような問題について考え、これまで検討してきた方法で"気づき"を得たいと思います。


■環境問題を考える
 このブログで扱う問題とは、”自分の欲求を求める行動を阻害する事柄”である、と定義しました。そして自分の欲求とは、マズローの欲求の段階説によれば、5つに分けられる、とも述べました。
 現在、環境問題についていたるところで議論されています。この環境問題とは、典型的な”欲求を求める行動を阻害する事柄”であり、本ブログの検討対象となる問題です。
 ではどのような”欲求”を阻害するのでしょうか 


■環境問題の本質
 環境問題というと、”地球温暖化”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そしてその原因はCO2で、すぐにでも二酸化炭素の増加を食い止めなければならない、国際的に協力していかなければならない、とメディアがあおりまくっています。(最近はちょっと落ち着いてきた気もしますが。。)
 しかし環境問題で一番の問題は”地球温暖化”ではありません。一番の問題は”水”、”食料”、”エネルギー”だと考えています。これらがなくなると、ヒトは生きていけません。こうしたものが安定して供給されなくなることは、すなわちヒトの一番基本的な欲求である”生きる”という生理的欲求が満たされなくなります。
 このような状態が地球上で慢性的に発生すると、それは争いの元となります。その結果、生理的欲求が満たされないばかりか、安全の欲求も満たされなくなり、社会が混乱状態に陥るのは想像に難しくありません。
 ”地球温暖化”は、ヒトが自らの欲求を追い求めた結果排出された二酸化炭素によって起こる結果に過ぎません。その結果、水、食料を手にいれることがむずかしくなるかもしれない、という可能性がある、というところが問題のはずです。
 一番大事なのは、ヒトは生理的欲求を満たすために地球の”水”、”食料”、”エネルギー”を消費し続ける存在であるということです。そしてその結果、地球温暖化や資源減少といった結果が起こってきており、それによってまた人間の欲求を阻害するような出来事がおきると考えられます。

ものすごく眠いので、続きはあした書きます。
よろしくお願いします。