2010-01-01から1年間の記事一覧

「情報」に関する3つの重要なスキル〜”情報化”の本質を捉え、情報化社会を生き抜くために

昨今、「情報化」という言葉が聞かれるようなって暫く立ちます。あなたはこの「情報化」をどのようにとらえていますか? 一般的には「情報化」というと、電子メールやインターネットのような、 電子メディアの発展というようなイメージを持たれる方が多いと…

なかなか筆がすすまない、中国の底力

次のテーマはもう少しかかると5/17に宣言してから、約半月がたってしまいました。 まだできてないです。というか手をつけておらず、中途半端です。。。 長さはそこまでではないのですが・・・ 小見出しだけ公開しようとおもったのですが、今見たらまだまとま…

いきなりですが

いま次のテーマで書いています。次は「なぜ長寿化がおこったのか」、です。もう少しかかりそうです。。。 今日、過去に書いた、このブログの目指すところを宣言した"再開"という題の文章を読んでいたら、目指していることが1つできていないことに気づきまし…

長寿は国を滅ぼすか?

ずーっと環境問題のことばかり書いてきましたが、他にもいろいろ考えたいことがあります。 今回考えたいのは「寿命の伸張が国に与える影響」です。 寿命が長いということは、一般的にはいいこととされています。 人生は短いよりは長いほうがよい、そんな気も…

「CO2 25%削減」という「意思決定」は、「正しく」なされたのか?

かなーり間があいてしまいましたが、仕事に少し余裕がでましたので、前回の続きを書きます。 今回は、この日本において、「CO2 25%削減」を進めようという動きは、誰が何に基づいて判断したことなのか、正しいプロセスですすめられているのか、ということに…

不確実な情報を元に、どのように意思決定すればよいのか(2)

前回に引き続き、不確実な科学的な仮説をもとに、どのように意思決定をすべきかです。 今日は、複数の人が科学的な仮説を元に1つの意思決定をすることはできるのか、また「二酸化炭素削減25%削減」という意思決定における仮説の扱い方、意思決定のプロセスに…

不確実な情報を元に、どのように意思決定すればよいのか(1)

前回に引き続き、科学と社会についての考察です。 今回から2回にわたって、科学の、特に未検証の仮説をもとに合理的な意思決定をすることは可能なのかを考えたいと思います。 科学の知見には、未検証の仮説である場合と、ある程度確度の高い検証済みの仮説が…

科学はどこまで信用できるのか

先日「科学者はどこまで信用できるのか」という題で文章をかきました。ここではあえて「科学者」としました。なぜなら、「科学」という学問体系そのものではなく、「科学者」という人間がどのような人種なのか、ということにフォーカスしたかったからです。 …

意思決定における科学者の扱いかた 〜科学者を「神」にしないために〜

2日あいてしまいましたが、今回も科学者と社会のかかわりかたについて考えたいと思います。 今日は、科学者の発言を意思決定に有効に生かすためには、受け取る側の心構えや、ルールが必要なのではないか、というお話です。 ■科学者の発言は要注意 科学者が社…

科学者はどこまで信用できるのか

Covering the G8 & the MEF / UK in Italy 今日は、昨日に引き続き、科学と社会の関係です。 今回のテーマは「科学者はどこまで信用できるのか」です。 ※1/30に少し改変しました ※ちなみに関連する内容として「科学はどこまで信用できるのか」という文章もあ…

社会の意思決定へ影響し始めた科学 〜科学の新しい社会とのかかわり方〜

今日から、何回かにわたって科学と社会についてをテーマにして考えて行きたいと思います。今日は、科学と社会に対するかかわり方について述べたいと思います。 科学は、意思決定に積極的に関わるようになってきた。 これからもっとそうしなければいけないの…

今日は一休み

いままできばって書きすぎたので(笑)、今日はちょっと休憩します。 今日は時事ネタを一つ。 アメリカの俳優のジョン・トラヴォルタさんが、ハイチに自家用ジェットで、数名の医師、牧師とともに、自分の操縦で救援物資を届けたそうです。 ものすごい行動力で…

環境問題の本質 〜環境問題とは国家存続の一番重要な問題〜

先週から議論してきたこともここらでいったんまとめに入りたいと思います。今日は、そもそも「環境問題」ってなにか、二酸化炭素と温暖化、エネルギー問題の関係性について述べたいと思います。 ■環境問題とは環境問題は、人類が今後存続していくうえで、そ…

世界のCO2削減のために、日本に石油を使わさせてもらおう 〜効率のよい日本だからこそできること〜

今日は、日本は"世界の二酸化炭素削減"のために(ひいてはエネルギー転換のために)、積極的に石油をつかわせてもらおう、という考えについて述べたいと思います。 ■世界でトップクラスの効率を誇る日本 いま、世界の工場は中国です。また東南アジアもたくさん…

なぜCO2削減をすべきなのか 〜問題の本質はエネルギー転換〜

今週はCO2をキーワードにいろいろ考えてきました。今日はそのまとめをしたいと思います。話をまとめるために、1つの問いを立てました。 それはなぜCO2削減をするべきなのか、ということです。 ■地球温暖化防止策としてのCO2削減の有効性 今週の頭に、日本が…

日本が目指すべきは"CO2削減"ではなくて"石油使用削減"なのではないか?

今回は昨日のべたことをもう少し進めて考えました。 それは、タイトルにもあるとおり、日本は"CO2削減"ではなく"石油使用量削減"を目指すべきではないか、と考えました。 ■二酸化炭素排出量は化石燃料の使用量を反映している 世の中の言説をみていると、二酸…

日本のCO2外交を考える 〜世界経済のためにCO2削減を呼びかけよう〜

今日はエネルギー問題と日本の二酸化炭素をめぐる外交についてです。ずーっとCO2のはなしばっかりですが、もう少しお付き合いください。 今回は、二酸化炭素とエネルギー問題の関係、二酸化炭素とGDPの関係を考えると、世界経済を守るために、各国に二酸化炭…

ヨーロッパの各国が、単位CO2あたり多くのGDPを生み出せるのはなぜか 〜経済がCO2に依存しない国のひみつ〜

昨日に引き続き、今日もCO2とGDPの関係です。今日は、昨日わかった欧州諸国は単位CO2あたりたくさんのGDPを生み出すことができるのはなぜなのか、ということについて考えています。 ■検討のアプローチ 今日は、以下の仮説を1つずつ検証していきたいと思いま…

CO2削減とGDP成長は両立可能か?

今日のテーマはCO2とGDP。 CO2削減とGDP成長は両立するのか、と考えた。 なんとなく、経済活動が盛んだとどうしても二酸化炭素は出ちゃって、(核融合などの夢のエネルギー源がない限り)経済成長と二酸化炭素削減の二つは両立し得ないんじゃないか、という素…

CO2 25%削減って意味ある? 〜温度上昇抑制効果の検証〜

鳩山首相が就任早々に宣言した、"日本のCO2を25%削減する"ということが気になっていた。 今日はCO2の削減が、いみがあるのか(どのくらいの温度上昇の抑制につながるのか、CO2削減の効果)について考えてみた。 ■CO2の25%削減は"焼け石に水"なのではないか?結…

再開!

1年以上もほったからしになってました。 定点観測が大事とか言いながら、止まっちゃってて、ぜんぜん説得力ないですね。 ちょっとこのブログの狙い、やり方を変えたいと思います。 テーマを決めて、それらについてずーっと見ていく、という単純な構成で続け…