2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2日あいてしまいましたが、今回も科学者と社会のかかわりかたについて考えたいと思います。 今日は、科学者の発言を意思決定に有効に生かすためには、受け取る側の心構えや、ルールが必要なのではないか、というお話です。 ■科学者の発言は要注意 科学者が社…
Covering the G8 & the MEF / UK in Italy 今日は、昨日に引き続き、科学と社会の関係です。 今回のテーマは「科学者はどこまで信用できるのか」です。 ※1/30に少し改変しました ※ちなみに関連する内容として「科学はどこまで信用できるのか」という文章もあ…
今日から、何回かにわたって科学と社会についてをテーマにして考えて行きたいと思います。今日は、科学と社会に対するかかわり方について述べたいと思います。 科学は、意思決定に積極的に関わるようになってきた。 これからもっとそうしなければいけないの…
いままできばって書きすぎたので(笑)、今日はちょっと休憩します。 今日は時事ネタを一つ。 アメリカの俳優のジョン・トラヴォルタさんが、ハイチに自家用ジェットで、数名の医師、牧師とともに、自分の操縦で救援物資を届けたそうです。 ものすごい行動力で…
先週から議論してきたこともここらでいったんまとめに入りたいと思います。今日は、そもそも「環境問題」ってなにか、二酸化炭素と温暖化、エネルギー問題の関係性について述べたいと思います。 ■環境問題とは環境問題は、人類が今後存続していくうえで、そ…
今日は、日本は"世界の二酸化炭素削減"のために(ひいてはエネルギー転換のために)、積極的に石油をつかわせてもらおう、という考えについて述べたいと思います。 ■世界でトップクラスの効率を誇る日本 いま、世界の工場は中国です。また東南アジアもたくさん…
今週はCO2をキーワードにいろいろ考えてきました。今日はそのまとめをしたいと思います。話をまとめるために、1つの問いを立てました。 それはなぜCO2削減をするべきなのか、ということです。 ■地球温暖化防止策としてのCO2削減の有効性 今週の頭に、日本が…
今回は昨日のべたことをもう少し進めて考えました。 それは、タイトルにもあるとおり、日本は"CO2削減"ではなく"石油使用量削減"を目指すべきではないか、と考えました。 ■二酸化炭素排出量は化石燃料の使用量を反映している 世の中の言説をみていると、二酸…
今日はエネルギー問題と日本の二酸化炭素をめぐる外交についてです。ずーっとCO2のはなしばっかりですが、もう少しお付き合いください。 今回は、二酸化炭素とエネルギー問題の関係、二酸化炭素とGDPの関係を考えると、世界経済を守るために、各国に二酸化炭…
昨日に引き続き、今日もCO2とGDPの関係です。今日は、昨日わかった欧州諸国は単位CO2あたりたくさんのGDPを生み出すことができるのはなぜなのか、ということについて考えています。 ■検討のアプローチ 今日は、以下の仮説を1つずつ検証していきたいと思いま…
今日のテーマはCO2とGDP。 CO2削減とGDP成長は両立するのか、と考えた。 なんとなく、経済活動が盛んだとどうしても二酸化炭素は出ちゃって、(核融合などの夢のエネルギー源がない限り)経済成長と二酸化炭素削減の二つは両立し得ないんじゃないか、という素…
鳩山首相が就任早々に宣言した、"日本のCO2を25%削減する"ということが気になっていた。 今日はCO2の削減が、いみがあるのか(どのくらいの温度上昇の抑制につながるのか、CO2削減の効果)について考えてみた。 ■CO2の25%削減は"焼け石に水"なのではないか?結…
1年以上もほったからしになってました。 定点観測が大事とか言いながら、止まっちゃってて、ぜんぜん説得力ないですね。 ちょっとこのブログの狙い、やり方を変えたいと思います。 テーマを決めて、それらについてずーっと見ていく、という単純な構成で続け…