科学

「CO2 25%削減」という「意思決定」は、「正しく」なされたのか?

かなーり間があいてしまいましたが、仕事に少し余裕がでましたので、前回の続きを書きます。 今回は、この日本において、「CO2 25%削減」を進めようという動きは、誰が何に基づいて判断したことなのか、正しいプロセスですすめられているのか、ということに…

不確実な情報を元に、どのように意思決定すればよいのか(1)

前回に引き続き、科学と社会についての考察です。 今回から2回にわたって、科学の、特に未検証の仮説をもとに合理的な意思決定をすることは可能なのかを考えたいと思います。 科学の知見には、未検証の仮説である場合と、ある程度確度の高い検証済みの仮説が…

科学はどこまで信用できるのか

先日「科学者はどこまで信用できるのか」という題で文章をかきました。ここではあえて「科学者」としました。なぜなら、「科学」という学問体系そのものではなく、「科学者」という人間がどのような人種なのか、ということにフォーカスしたかったからです。 …

意思決定における科学者の扱いかた 〜科学者を「神」にしないために〜

2日あいてしまいましたが、今回も科学者と社会のかかわりかたについて考えたいと思います。 今日は、科学者の発言を意思決定に有効に生かすためには、受け取る側の心構えや、ルールが必要なのではないか、というお話です。 ■科学者の発言は要注意 科学者が社…

科学者はどこまで信用できるのか

Covering the G8 & the MEF / UK in Italy 今日は、昨日に引き続き、科学と社会の関係です。 今回のテーマは「科学者はどこまで信用できるのか」です。 ※1/30に少し改変しました ※ちなみに関連する内容として「科学はどこまで信用できるのか」という文章もあ…