石油

世界のCO2削減のために、日本に石油を使わさせてもらおう 〜効率のよい日本だからこそできること〜

今日は、日本は"世界の二酸化炭素削減"のために(ひいてはエネルギー転換のために)、積極的に石油をつかわせてもらおう、という考えについて述べたいと思います。 ■世界でトップクラスの効率を誇る日本 いま、世界の工場は中国です。また東南アジアもたくさん…

なぜCO2削減をすべきなのか 〜問題の本質はエネルギー転換〜

今週はCO2をキーワードにいろいろ考えてきました。今日はそのまとめをしたいと思います。話をまとめるために、1つの問いを立てました。 それはなぜCO2削減をするべきなのか、ということです。 ■地球温暖化防止策としてのCO2削減の有効性 今週の頭に、日本が…

日本が目指すべきは"CO2削減"ではなくて"石油使用削減"なのではないか?

今回は昨日のべたことをもう少し進めて考えました。 それは、タイトルにもあるとおり、日本は"CO2削減"ではなく"石油使用量削減"を目指すべきではないか、と考えました。 ■二酸化炭素排出量は化石燃料の使用量を反映している 世の中の言説をみていると、二酸…

日本のCO2外交を考える 〜世界経済のためにCO2削減を呼びかけよう〜

今日はエネルギー問題と日本の二酸化炭素をめぐる外交についてです。ずーっとCO2のはなしばっかりですが、もう少しお付き合いください。 今回は、二酸化炭素とエネルギー問題の関係、二酸化炭素とGDPの関係を考えると、世界経済を守るために、各国に二酸化炭…

ヨーロッパの各国が、単位CO2あたり多くのGDPを生み出せるのはなぜか 〜経済がCO2に依存しない国のひみつ〜

昨日に引き続き、今日もCO2とGDPの関係です。今日は、昨日わかった欧州諸国は単位CO2あたりたくさんのGDPを生み出すことができるのはなぜなのか、ということについて考えています。 ■検討のアプローチ 今日は、以下の仮説を1つずつ検証していきたいと思いま…

CO2削減とGDP成長は両立可能か?

今日のテーマはCO2とGDP。 CO2削減とGDP成長は両立するのか、と考えた。 なんとなく、経済活動が盛んだとどうしても二酸化炭素は出ちゃって、(核融合などの夢のエネルギー源がない限り)経済成長と二酸化炭素削減の二つは両立し得ないんじゃないか、という素…